薬について
「ひきこもり」に直接効く「治療薬」はありません。が、ひきこもりによってさまざまな精神疾患症状が現れてくる場合もあり、そんな症状を緩和させるために、薬を使用することが有効的な場合があります。
例えば、まったく動くことができなかった人が、抗うつ剤を少量服用したら、だいぶ動けるようになってきた、という事例もあります。
また、緊張して人と話ができない人、外に出る勇気をもてない人が、抗不安薬を少量使用することで、落ち着いた状態を保てる場合もあります。
たとえ薬の力を借りながらでも、徐々にその場に慣れることで、自信をつけることも大切です。
薬が自分に合わないようなら、無理して服用する必要はありません。しかし、精神科が処方する薬の中には、効果が現れ始めるのに、数日かかるようなものもあります。また、薬の副作用で、だるさ・口が渇く・眠気などの症状があるものもあります。薬による後遺症や依存症が心配な人もいるでしょう。自分だけの判断で使用したり、中断したりしないで、担当医の指示に従って治療を受ければ大丈夫です。
場合によっては、薬に助けてもらうことも良い方法ひとつです。